<導入期>
導入期ではバスティンの教材を使っています。
5線の楽譜を読むより先に、
「ピアノを弾くために必要な基本的なこと」
「10本の指全部を使うこと」
「知っている曲を楽しくたくさん弾くこと」
を大事にしています。
プレリーディング曲集には、子どもたちが知っている曲がたくさん入っています。
早い段階で左手の伴奏をつけ、一つの形ができたらどんどん伴奏の形を変えていきます。
楽しく理解を助けてくれるグッズや手作りカードもご用意しています。
<楽譜を読む&テクニック>
指を動かすことが得意になってきたら、楽譜を読む練習に入ります。
この時期は、たくさん数をこなしていくことが、習得への近道です。
楽譜がある程読めるようになってきたら、一段階上のテクニックの練習へと入ります。
ブルグミュラーは人気の曲集ですが、
「25の練習曲」と副題にあるように、テクニックの習得に書かれた本です。
数曲抜粋して使っていきます。
<曲集の併用・名曲へのチャレンジ>
年に3回発表のチャンスがありますので、
お客様にご披露する曲も並行してやっていきます。
数ある曲の中から、今弾きたい曲ナンバーワンを選びます。
そしてその先に、ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー、シューベルト・・・
名だたる作曲家たちの名曲へとチャレンジしていきます。
<練習を支えるグッズたち>
教室にはたくさんのグッズがありますが、
その中でも子どもたちがついつい笑ってしまう精鋭をご紹介します。
キラキラビーズとカラフルおはじきは、反復練習にかなりの効果をもたらしてくれます。
「5回練習しよう」という言葉だけだとウキウキもワクワクもしないのですが、このビーズとおはじきを出すと、お顔がニヤッとして、集中力が桁違いに上がります。
カメさんは、手の形を作る時やゆっくり練習などなどに大活躍です。
作曲者のこと、音楽の言葉を自分で調べるクセをつけていきます。
手帳を毎年生徒さんにプレゼントしています。
「発表会まであと○回レッスンだね」
「この日にビデオ練習するよ」
逆算して練習に取り組むのにとっても役立ちます。